プロローグ

野良がのらのらやってたら、ジリ貧人生確定です。それが嫌でみんな野良を選択しないんだから。それでいいという野良が一番幸せですが、そうなり切れない半端もん野良がその域を目指す努力で、なんか違う事が出来るだろと悶々思っていました。
Chapter 1. 野良視点

野良の普通
野良だから出来る事、野良だけが知る世界があって、それは野良にとって当たり前だけど、世間にとっては異常であり斬新です。
チリツモ
一人の野良が一人で出来る事は1グラムのチリ同然ですが、それが1000人分あったら1キロ、100万人分あったら1トン。
日本にはフリーランスが200万人以上おり、これからますます増えて行きます。
チリも積もれば山となるらしいですが、野良をかき集めたら「野良ヶ丘」くらいにはなるのかな。野良にとっても、そうじゃない人にとっても、人生に疲れた時ゴロゴロできる丘。
ついでにその丘を保守管理するという野良仕事が生まれ、ゴロゴロ働くというバチ当たりな夢ヶ丘。
気楽に生きていい
楽して生きたくて何が悪い。と思います。世間的な印象が良いか悪いかだけの事。野良に世間なんてありません。大暴れしなければ、誰の目にも止まってませんから大丈夫。
Chapter 2. 社会視点

社会の穴
野良に世間がなくても、社会はあります。社会に貢献する気がない事も、社会貢献が喜びにならない事も、ありません。野良だって人です。
社会には無数の穴が空いています。大きな穴から落とし穴みたいな隠れた穴まで色々。
どんな穴も埋める万能な方法は、穴じゃないところにも影響を与えます。街中のコンクリート、ガンの放射線治療、そんなイメージ。
穴の性質を捉えてその穴にあった処置をしたら、最低限の労力と被害で済みます。
色んなパターンがあるんだから、野良にちょうどいい穴も必ずある。きっと、誰もやりたくない、面倒くさい、訳わからん穴に違いない。でも異常な野良にとってはどうか。穴を埋めないで、入ってみる?
社会のニーズ
社会の穴をなくすのが、社会のニーズだと思います。どんな方法でもなくしたもん勝ち。社会のニーズに応えた者の勝ちです。社会はシンプル。
穴はお宝で、自分たちにしか価値のない穴を見つけて、その穴を徹底的に調べ上げ研究して検証して、「穴じゃなくする」技を確立する。そしたら今度は同じ類の穴を探しまくって、穴じゃなくしまくる。
Chapter 3. 全体視点
当事者である

自分が当事者である集団に属することは重要です。当事者じゃない人の想像や憶測は、カリカチュアになりがち。私がエリートをどれだけ研究観察して、見かけ上完璧に成りすましてその集団に属しても、エリートが見たらそんなヤツいねーわドラマの見過ぎだとなり、集団の和を乱します。
当事者を吸い寄せる

自分が何の当事者かを誰もが知ってるならわけないです。自分に何かしらのラベルやタグが、「外から」付けられていないといけない。自称ナンチャラ、根拠オレは認めない。という社会に生きてるので、ラベルやタグのない人は自ら行動しません。本人のせいじゃない、社会がそうさせています。だから、吸引力が変わらないただ一つの掃除機で吸い寄せる仕組みが必要です。
まとめておくだけ

例えば、トランプ、UNO、将棋、ジェンガがあるとして、その中身を全部出して一つの入れ物にごちゃ混ぜにして保管するのはカオス。別々にまとめておくだけですぐに遊べます。服は服、靴は靴、バッグはバッグでまとめておくだけですぐに出かけられるし、ビン・カン・ペットボトル、まとめておくだけですぐに捨てれます。まとめておく事が、唯一にして最大の事前準備。
自分を分散する

自分は多面的な存在です。トランプであり、服であり、ペットボトルである。北海道出身であり、クリエイターであり、母であり、ENFPであり、竹野内派であり、キャベツの千切りは醤油派であり、野良である。自分を色んな集団に分散させて、やっと自分の自然な振る舞いが完成します。だから、野良集団だけがうまいこと吸引できる掃除機になっても、一人の人すら満足させる事が出来ません。
Chapter X. 終わりと始まり
野良以外での再現性
野良とか、じゃない方とかの話じゃなく、どんな個性的集団でも使いこなせる掃除機を発明しないといけなくて、それができたら、いよいよ野良のジリ貧人生が終わります。
ここからがやっと本当に面白い物語の始まりです。
エピローグ
この物語は、フィクションです。シナリオ通りの現実になるわけがないガラクタな話。でも、これからシナリオをなぞろうとして生まれる物語はノンフィクションで、実録という価値を持ちます。社会から挑戦者が居なくならない限り、きっとこの実録のニーズは無くならない。
社会のニーズに応えた者の、勝ちです。